大邱市 – 七星市場

今回は韓国に滞在していた時に撮った、大邱市の七星市場の写真。もうかれこれ14年前の写真なので画質が悪いのは許して下さい。

やや薄暗い七星市場。 猫村は平成22年(当時2010年)を生きているのに、昭和にタイムスリップしたかのような感覚になりました。売ってるおもちゃや、おやつなども、ひと昔前の日本のような。市内にはもちろんデパートもあるし、今風のショッピングモールもコスメショップも沢山ある。古い市場という事もあって、異空間だった。

衝撃だった豚さんの頭。 韓国ではこうして豚さんの頭を落として耳とか、口にお札を入れて店頭に飾り、商売繫盛を願うらしいです。縁起物というのかな。豚さんは死んでても顔が笑ってるように見えるから、とても縁起がいいとされているそう。
とりあえず、落とした頭の断面は下にしてもろて。

韓国市場の衝撃、其ノ弐。 漂う獣臭と犬・・・
こうやって、檻に入れられてワンちゃんやウサギ、鶏やキジなどが売られてる。もちろん捌いたりもする。とにかく臭い。
大阪で生まれて、大阪で育ったし、近所に市場がなくてスーパーしか行ったことない人間だったので衝撃が多すぎて。

だから市場って好きなんですよね。物珍しいというか。 犬=家族の感覚だったから、韓国人は犬やウサギも食べるのかと。こんなに可愛いワンちゃんを殺して食べちゃうのかと。そう考えると、牛や豚も一緒ですよね。
貴重な命、大切に頂きます。 ありがとうございます。 胸が痛い。

そしてこれはチ〇・・・いえ、ケブルという食べ物です。(コラ)
何でこれを食べてみようと思ったんだろうか。日本では北海道でも食べられるらしく、日本では「ユムシ」というそうです。私はお刺身で食べました。そんなに美味しくはなかったかな。コチュジャンとお酢のソースみたいので食べた・・・気がする。また食べたいなーとは一切思わなかったね。 0.001㎜も。見た目の問題もあるよね。視覚から入ってくる情報ってすごい。

ほんま、けしからん形しとるな。←

韓国のお惣菜はどれもとても美味しそう! ただ衛生面がとても気になる日本人。虫はブンブン飛んでるし、魚はケースから出されてそのまま置かれてる。これも衝撃だった。夏とかどうするんだろう。いくら魚の下に氷が敷かれているとはいえ…。

あの頃は「臭い。不衛生。犬とかケブルとか食べるなんて意味分からん!」と思ってました。見るのは楽しいけれど、総菜やお肉・お魚は絶対に市場では買えない。 食べられないと。「郷に入っては郷に従え」じゃないけれど4年半も住めば慣れてくるし、韓国の人はこうして生活してると思えば何も気にならなくなったな。

せっかく韓国で暮らしているんだから、韓国スタイルで生活してみようと考え方が変わった。旅行じゃない。もう私はここで一生生活するんだ、と覚悟を決めて。(結局離婚して帰国したけどな)途中からは普通に市場でお肉買ったり、お魚買ったりしてました。猫村、コロコロしてるからおじさん・おばさんがめっちゃ可愛がってくれたんですよね。オマケしてくれたり。

この2枚の写真、とてもお気に入り!

日本と韓国はあんまり良い関係じゃないけど(今でもまだ日本を悪く言う人も多い)日本人だからと石を投げつけてくる人は1人もいなかった。マートのおじさんも、お肉屋さんのおばさんも、銀行員さんも、ファーストフードの店員さんもめっちゃ気さくに話しかけてくれて、すごく生活しやすかったな。

いやぁ~前に使ってたスマホももうないし、前に使ってたPCも壊れてしまって昔の写真が残ってないと思ってたから嬉しいな。
今回は大邱市にある七星市場の写真を紹介しました。 また奇跡的に残ってる韓国の写真を見つけたら紹介したいと思います;)

画質が悪くて見にくいのが申し訳ないけど、楽しんで見てもらえたら嬉しいです。
ちょっとエモいやん。(どこが)
ケブルの写真だけ、えらい鮮明やなというのは無しでお願い致します。

猫村の第二の故郷、韓国の大邱市。 また機会があったら大邱で暮らしたいな。
記事のサムネイル、ケブルにしたら読んでくれる人いなさそうだな(笑)