数年前、体調を崩したちゃっぴーを病院へ連れて行ったら、その病院の匂いが腹立ったのか、しぃころちゃんがちゃっぴーに転嫁攻撃をするようになってしまった。じゃれ合いどころの騒ぎではなく、流血騒ぎになってしまうほどの大喧嘩。君たち、野良猫だったかな？というほど激しい喧嘩が勃発する。そのままにしていたら、いつか病院の匂いも消えて、いつもの2人に戻ったのかもしれないけど私が早い段階で隔離してしまった（2人を離してしまった）せいで、もうあの頃には戻れず、数年経った今も2人は別々の部屋で過ごしている。
クーちゃんはマイペースで、大喧嘩をしている2人の側へてちてちてちと寄っていき、ブチギレているしぃころの小さいプリケツをくんくんくん… いやいや、くんくんくんじゃないのよ( ॱߑॱ )そして巻き込み事故でしぃころにシバかれる。イマイチ、状況を理解していない様子。
しぃころ、クーちゃんとリビングにいれば、和室のちゃっぴーが「オンマー寂しいよー。」と鳴くし、ちゃっぴーと和室で寝ていると今度はリビングのしぃころが「オンマーこっち来てよーーー」と大騒ぎ。人生43年間、こんな必要とされた事ないわ、というくらいオンマは大人気である。※オンマとは韓国語でママのこと
ネコチャンと暮らすようになってから、おやすみーとお布団に入り、一回も朝まで起きずにぐっすりと眠ったのは片手で足りる程の数しかない。正直、毎日寝不足だ。でもそれももう12年ほど続いているので、今ではもうすっかり慣れてしまって【自称 ショートスリーパー】を名乗っている。お昼は大抵ネコチャンたちも爆睡なので、休日は私もチャンスを逃すまいと死んだ魚の様に寝ている。
前の家では、ちゃっぴーをリビングとして使っていた６畳の和室に閉じ込めてしまっていたから、居場所を別々にするにしてももっと広い所でのんびりさせてあげたい！というのも今のお家を購入した理由。築年数４３年の超絶古いマンションなんだけど、ちゃっぴーの居場所は６畳→１２畳と、かなりグレードアップした。
しぃころちゃんと、クーちゃんは１２畳のリビング＋その他の洋室など行ったり来たりしめるけど２人だから仕方がない。結局ちゃっぴーを隔離する形になってしまってるし、今まではしぃころちゃんやクーちゃんと一緒に寝ていたから、何かちょっと寂しい気もするけど💧
でも、毎日もれなくリビングにいるしぃころちゃんに夜中呼びつけられるので、２日に1回は夜中に布団を持ってリビングへ行ってソファーで寝ている。
お喋りなちゃっぴーは、朝にアラームがなると側に来て「オンマー朝ですよー。お尻トントンの時間ですよー！」と起こしてくれます。寝ぼけ眼で「おはよう。よく寝たの？」と話しかけてお尻をトントントントン… 最近は特に甘えん坊で、くっつき虫。鼻やほっぺをペロペロの舐めて起きる上がるまで一生話しかけてくる。
如何せんちゃっぴーのお口が臭いもんで、嬉しい気持ちと可愛い気持ちでホッコリしながらも「お口くちぇーーーー！！！」と飛び起きる。二度寝、三度寝を繰り返す腰の重い私を起こすのは、完全に爆音のスマホのアラーム≪ちゃっぴーのキッスである。
毎日毎日仕事に行くのが嫌になるほど、いっぱいの愛情を注いでくれる。可愛いヤツめ。明日もきっと「ワン！ワン！」とネコチャンのくせにワケの分からない鳴き声で起こしてくれるんだろう。
ちゃっぴーは今７歳。あと何年一緒にいられるかな。ずっとずっと元気で身体グギグギのオンマの横で毎朝「ワン！」と言ってくれよ。